この記事は FediverseAdvent Calendar 2023 第二会場 7日目の記事です。
ブログを書くこと自体数ヶ月ぶりなのは秘密です。
今もずっとTwitterにはいますが今年の4月あたりから避難用にMastodonアカウントを取得して、気がついたらTwitterと反復横跳びするまで半住することができました。
X(旧Twitter)からの移行先候補で中々名前が上がらないMastodonですが、個人的にはとても良い場所だと思っています。
※インターネッツ老人会所属なので以降XのことはTwitterと呼びます*1
最近は移行の流れも落ち着いてきて、それぞれ腰を下ろす場所も決まったと思いますが、Mastodon(というかFedibird)のいいな〜と思ったところを書きつつ、あわよくば移行先を探しているフォロワーがMastodonに来てくれることを願いながら書きます。
ところで君だれ?
Mastodonに再チャレンジをした(数年ぶり3度目)
実は過去に2回くらい、Mastodon…触ってみるか…と思ったことがあるんです。あるんですが、挫折をしました。
挫折をした話
1回目はPawooが出始めの頃にアカウントをとるも、Twitterとは異なる用語についていけず早々に離脱。
2回目はPawooのアカウントが見つからず、とりあえずでmstdn.jpを登録したものの…Twitterがあるからいいかと思い、こっちもわりとすぐ触らなくなった記憶がある。
1回目2回目ともに続けられなかった理由は「何をしたらいいのかわからない」「Twitterがあるからいいか」の2つが大きかったと思う。
当時は新しいものが好きなわりには飽き性で、わからないことを検索することもなく、うまくいかないからやーめた!なんてことがまあまああった。
まだそこまでの強い興味をMastodonに向けていなかった…というのもあるかも。
3回目(今回)の話
今回の移行理由はTwitterがガタガタになってきて「このままだとまずい」と思い始めたのがきっかけなんですが、今年の春頃に起きた不具合ってなんでしたっけ?
記憶にない。Twitter、いつもどこかしらおかしいから何がおかしかったのか覚えていない。
とにかく周りがTwitterから拠点を変えるべきかどうするかで慌てている中、私も同じように移行先を模索していました。
レタパ与謝野の全盛期にMisskey.ioに登録したりもしていましたが、流れが早かったり絵文字の圧にびっくりして以来「どうしたものか」と悩んでいました。
基本的にテキストを読むのが好きなので、デコメ並みに絵文字がたくさんある文化に慣れていなかったのもあるかも。
その時にちょうど仲の良いフォロワーさんがFedibirdにいるのを見て「こんなサーバーもあるんだ」と知り、これで合わなかったらMastodonとは合わなかったと諦めよう…と思いながら招待URLを手に入れて登録。
以降、自分なりに馴染む運用を探したり、Fedibirdの文化に馴染んでいく内に、今に至るといった感じです。
最終的にFedibirdに半住した理由
色々あるけど、運用の模索の結果も兼ねて書いていきます。
細かい設定が色々できる
これはFedibirdの設定画面の一部ですがそんな細かく指定できるのってくらい項目がある。
「いやこんなにいらないよ」と思う人もいるかもしれないですが、フォントサイズとか絵文字サイズとか細かく設定できるのすごくありがたい……。
他にも通知設定とか、
操作に関する制限を自ら設ける設定とか、
なんかもうたくさんある。
正直使っていない機能もあるんですが「あ!こういう設定もできるんだ」という、かゆいところに手が届く設定が多い気がします。
独自機能がすごく便利
実際に使って便利!と思ったものをいくつか。
注目のハッシュタグ
壁打ち大好きオタクなのでたまに数ヶ月前にした推しカプの最高離別妄想語り投稿を見返したいと思う時があるんですね。
そういう時に便利。
注目のハッシュタグのURLをどこかに貼り付ければ、他の人にも推しカプの話をしている一覧だけを見せたりできるので活用させてもらっています。
いつかTwitterから離れる日が来た時に「推しカプの話はこのURLクリックしたら見れるよ!」と言うために活用していますが、まだまだ全然Twitterにいるのでその日が来るのはまだ先だと思います。
キーワードの購読
Fediverseにいる推しカプを好きな人の投稿見逃したくねえ!!!の気持ちで使っています。
正規表現をつかってどんな時でも推しカプの投稿を見れるようにしています。
お気に入りドメイン
いぬすきーを見つけて「いいなあかわいいいぬ見たいなあでも犬飼ってないしアカウント増やすのはなあ」って思った時に見つけた機能です。 fedibird.com
似た理由で「ご飯の画像を見たい」時用にぽてとすきーも登録しました。
軽い気持ちで↓を投稿したら結構遠くのサーバーまで流れていって笑いました。
fedibird.com
投稿設定が細かく設定できる
Fedibirdでは独自機能で「相互フォロー限定」「サークル」「自分限定」の公開範囲が選べます。
相互フォロー限定はMisskey側だとどう見えているのかわからなくて使ってないです。サークルも同じ理由で使っていない。
たまに自分限定に創作のメモとか買い物メモにしたりしてます。
ローカルタイムライン(LTL)がない
LTLがないサーバーは他にもありますが、個人的に一番大きい利点だと思っています。
結構人の話題に引っ張られやすい方なので、TwitterでもTLを見ずに話すことが多いんですね…。
未収載投稿(LTLには流さず、自分のホームに飛ぶと見れる公開設定)をすればいいだけの話ですが、LTLがある意識をするのとしないのとでは心持ちが違うような気がします。
なぜ「半住」なのか
私もそうですが、何だかんだ完全にTwitterを手放せない人もいると思うんです。
じゃあなんで手放せないかって、Twitterにあるものが大きいからだと思っています。
理由1:推しコンテンツの公式アカウントはTwitterでの発信がメイン
いつごろからか不明ですが、インスタみたいにログインしないと最新ツイート1件しか読めなかったりしてますよね…なぜ…。
最近はTwitterに限定せずインスタやLINE、ディスコあたりでも公式アカウントを持ってるコンテンツもありますが、何だかんだ初動の情報はTwitterなところも多い気がする。
あとは行政系とか、生活で使う系のアカウントもまだまだTwitterの方が主力な気がする。
なのでNERVさんが鯖を立てて運用を始めた時はびっくりした。ありがたい。こんな感じで他公式アカウントもやってほしいけどどうですかね…🥺
NERVの情報発信手段には、Twitter、Fediverse(マストドン)、アプリがあり、ツールそれぞれに情報の解像度や更新頻度のコンセプトが設定されています。
— 特務機関NERV (@UN_NERV) 2023年7月3日
コンセプトをご理解いただいた上でご活用いただけましたら幸いです。
マストドン版: https://t.co/Wp9DROQ6Jf
アプリ: https://t.co/3zXwADWp6H pic.twitter.com/7nZ1sCk0TG
理由2:なんだかんだみんなTwitterにいる
色々あったけど結局みんなTwitterにいる!!!!!!!俺もいる!!!!!!
ソーシャルネットワークサービスだから人との交流はほしいし、そうなると人がいるところに自然と人が集まるのは、そう。
推しジャンル推しカプの情報もたくさんみれる〜ありがてえ〜〜。
あと個人的にSNSで生存確認をしたりしてもらったりしているので、移行するなら知り合いまるごと一緒にいきたいのはある。
しかしサービスには皆向き不向きがあり〜…なので、10ウン年使ってる慣れたTwitterはいいよねと思う。改めて。
結びに
過去2回挑戦した時と違い、自分に検索力が高まったことといろんな人がFediverseを使っていることで様々な情報を見る機会が増えた気がします。
私はオタクなので選ぶなら汎用サーバーではなくオタクに特化したサーバーだと思ったんですが、創作以外の話も多いのとTwitter感覚で使いたい…と思った時に汎用サーバーが選択肢に上がりました。
FedibirdはMisskeyみたいに絵文字リアクションもできるので、Twitterとは少し違う交流をできているのも楽しいです。
とはいえ、私の推しコンテンツの情報発信はTwitterがメインですし、推しカプの投稿をたくさん見た〜い♡と思った時もやっぱりTwitterで見たり探しに行ったりしています。
なんだかんだTwitterはまだなくならないと思うので、上手く反復横跳びをしながらどっちのSNSでも楽しめたらいいな〜と思っています。
おわり